世間の学校では夏休みもそろそろ終わりに近づいてきた。
残った宿題の追い込みに手を貸すように連日冷たい雨が降り、あたかも秋雨が一足先にやってきたかのようだ。
蝉の声もまれにしか聞こえなくなり、もっぱら夜はコオロギたちの声が辺りを満たし始めている。
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「おまえ、この夏はずっとレモンスカッシュばっかりだな。」
「暑くて、なんだかさっぱりしたものがよかったのよ。あなたこそアイスコーヒーにミルクも砂糖も入れないで、大丈夫なの?ホットの時だってブラックなんか飲まなかったのに。」
「ここに通うようになってコーヒーの美味しさがちょっと解ったきたのかな。砂糖を入れないアイスコーヒーの甘さが感じられるんだ。」
「苦いだけじゃないの。私は夏の間はこれでいいわ。涼しくなったらいつものに戻るから。」
「これ、どうしたんだ?殻付きのピーナツなんて。」
「マスターに頂いたの。モーニングを食べないんなら、これだけでも胃に入れておけって。」
「へ〜。テーブル散らかっちまうのに。」
「だからちゃんとティッシュの上で剥いているのよ。あなたも食べる?これが最後だけど。」
「サンキュ。それじゃあそろそろ出掛けようか。」
「そうね、今からならあまり待たないで入館できそうね。」
「出発出発っと。あれ?どうしたの?」
「ダメ!振り向いちゃ!ストッキング直しているだけだから先に行ってお会計しておいて。すぐに行くから、ね。」
「わかったから、早く来いよ。」
「あの二人またデートね、腕組んで出かけていったわ、羨ましい…いや若いカップルっていいわね。」
「あいつらいつもどこに出かけているんだ?」
「美術館とかデパートの展覧会とかみたい。健全な高校生ね。でも不思議ね、あの娘いつも黒いストッキングを履いてる。」
「ひょっとしていつもタータンチェックのスカートもはいてるだろ?」
「そうだったかしら…そうね、そうかもしれないわね。でも、どうして?マスターがそんなことを知っているの?」
「ふ〜ん、そうか。しかしふっるい物を願掛けだかゲン担ぎのネタにするものだな。」
「ええっ?なになに?またマスター一人で気付いて悦に入ってる訳?教えてくれたっていいじゃないの。」
「いろいろ調べればわかるさ。得意だろ?サイフォンの時のように図書館でもネットでも使って調べればいいじゃないか。」
「冷たいわね。いいわよ、またあの時教えてくれた子に聞いてみるから。でも、最近こないわね?」
「聞いてなかったのか?あいつ、この夏どこかでホームステイするって言ってたぞ。語学力を強化するって言ってたな。」
「何よ、必要な時にいないなんて、常連だなんて言えないわね。ねえマスターったら。教えてちょうだいよ〜。」
「まあ頑張って見つけろよ。ほら、お客さんだぞ。」
本日のメニュー
レモンスカッシュレモン1個をスクィーザーで絞り、ガムシロップと炭酸水を加えます。
若い頃、少し年上の女性がおしゃれにストローを差し込んでいる姿に憧れました。
レモンスライスとチェリーを飾って出来上がり。
簡単で家庭でも作れるドリンクですね。
レモンの絞り汁の代わりに濃縮レモン果汁でも構わないですが風味は一段落ちてしまいます。



♪振り向かなあぁぁいで〜♪
このメロディが、今日は頭の中で回り続けるでしょう。
いらっしゃいませ、早速の反応ありがとうございます。一等賞の賞品にレモンスカッシュをどうぞ。
私はギリギリで実際に生番組で歌っている姿を知っているんですが、以降の世代は懐メロ特集でしか見れていないと思います。
ご家族の方がEPをお持ちになっていて後になってそれを聞いたんですよね。
> このメロディが、今日は頭の中で回り続けるでしょう。
POPな歌謡曲でよかったですね。コブシぐるぐるのド演歌だったら結構大変ですよ。
すみません、全く分かりません(号泣)
懐メロ特集に出てるのですか??
ということは80年代以前なのでしょうか。
レスカを作るたびに考え込んでしまいそうです〜。
いらっしゃいませ〜。今日は「いつもの」?それとも「レスカ」にしてもうしばらく悩まれますか?
>80年代以前なのでしょうか
いえいえ、それどころではありません。初出は1962年です。和製ポップス最初期の曲ですよ。
ちなみに「Wink」が1990年にカバーしています。
へへへ、ヒントはここまで。ってももさんが本当に「お姐さん」みたいになってきてますね。
彼女達のレギュラー番組「シャボン●ホリデー」「夜のヒット★ジオ」、もちろんテレビジョンにかじりついて見ていました。
この時代を熱く語れるのは、この界隈では私だけですね。
で、時代考証担当で出てまいりました。
>「ダメ!振り向いちゃ!ストッキング直しているだけだから・・・」
この曲の初出は1962年なんですね。
調べました調べました。国内で初めてパンティーストッキングが作られたのは1968年だそうです。
いまどきの女性がパンストを直すとしたら、ガバッ クネクネ ズリズリ ですが、この当時の女性は、スカートの裾から両手を差し入れ(あまり具体的に書くとヘンな検索にひっかかるのでやめますが)チョロッ グイッ パッチン という恥じらいのある色っぽい仕草でした。
腿までの長さ、しかも今のように足にフィットしていないため、すぐに弛んでくるのです。それで時々ガーターのクリップに挟みなおす必要があったんですねぇ。
私が今まで生きてきたなかで、極めて大きな恩恵を受けている三大発明品をあげるとしたら、パンストとアンネナプキンとインスタントコーヒーです。あ、ゴメンナサイゴメンナサイ!!
「夜のヒット★ジオ」ではなく「ザ・ヒッ&パレード」でした。
いらっしゃいませ。ご注文が無いのでレモンスカッシュをお出ししましょう。素敵な指使いを期待してますよ。
>この時代を熱く語れるのは、この界隈では私だけですね。
何をおっしゃいます。私だってこの歌謡曲の熱かった時代は知っていますよ。「シャボン●ホリデー」「ザ・ヒッ&パレード」をちゃんとオンタイムで見ていました。
でも、GSは尻尾に引っかかっている程度ですね。
>恥じらいのある色っぽい仕草でした。
私が色気づいてきた頃には既にパンティーストッキングが世を席巻していたので、実際にガーターベルトをしている姿は記憶にありません。ガキにだって見せてもらえる物でもなかったので…。この様な女性側の時代考証は非常に興味深い物があります。
>極めて大きな恩恵を受けている三大発明品
インスタントコーヒーは置いておいても他は女性ならではですね。
私のはカップラーメンとカセット型磁気テープと100円ライターですかね。
南京豆姉妹のモスラソングも、ジュリーやマチャアキがGSのスターだったことも、歴史の一般教養として知っています。でも、この元ネタはわからなかったなー。
>♪振り向かなあぁぁいで〜♪
それはシャンプーのCMソングでしょうか?
うちの家内とほぼ同じ反応をありがとうございます。
>一般教養として
その記憶を10年ほどさかのぼらなくてはいけないでしょうね。
南京豆姉妹のデビュー当時でしょう。ちなみにデビューはクックロビン・シスターズと同期です。
>シャンプーのCMソング
それは「振り向〜か〜ないで〜♪ 」の節回しのムード歌謡ですね。蜂蜜騎士さんが歌っております。EP持っていました。
歌詞はここ
http://www.evesta.jp/lyric/lyrics/lyric1061.html
ちなみに「 ぎ〜ん〜ざの〜ひ〜と〜♪」というフレーズは出てきません。残念ですが、他の歌とごっちゃになっていますね。
こちらは「ふ・り・む・かなあぁぁいで〜♪wowwowwowwow・・・」という歯切れ良く軽快なポップスです。そろそろネタばらしもしましょうか。
歌詞はここ
http://www.uta-net.com/user/phplib/view_4.php?ID=4021
ジャケットと音声はここ
http://jp.youtube.com/watch?v=HPuYsLopJZs&feature=related
忘れてた〜!!ここは珈琲SHOP。ご注文をうかがっていませんでした。
梅ちゃんの監督のためにカフェインの多いブルーマウンテン・ブレンドの浅炒りなんかいかがでしょう。
気品のある芳香と、甘さを含んだ軽い苦味。
これで夜遅くなっても眠気は退散できますよ。
ナッツはアーモンド派ですがピーナツも嫌いではありません。花もきれいだと思います。
いらっしゃいませ。
レモン&ライム&ハニーのスカッシュですね。
>ピーナツも嫌いではありません。花もきれいだと思います。
ピーナツの花って黄色いんですね。初めて知りました。
私はアーモンドの香ばしさも好きですが、マカダミアのぽくぽくした感じも大好きです。